［仁川まち協］デジカメ技術のコーナー vol.00049

　今日の写真は、ハナシノブ科の「シバザクラ」です。

　このところ「サクラ」に因んだ花の写真を続けていますが、この花は我家には一株も無く、よそ様の花が頼りです。

　人間の目は高級に出来ていて、芝のように敷き詰めた一面のシバザクラを一望して、最高に奇麗な部分のみを視角に捕えて脳神経に送り込んで全体像を頭の中で作り上げているようですが、写真の場合はそうは巧く行きません。

　盛りを過ぎて退色した部分、形の崩れた花弁、雑草に隠れた部分などが限られた画面の中にリアルに現れてしまい写真の質が下がってしまいます。

　デジカメの補正技術である程度のカバーはできるのですが、限度があり、やはり咲き始めの奇麗な被写体を探す努力は欠かせないようですね。

　本日の被写体は、仁川駅近くで、玄関外に広い用地を確保してシバザクラを植えておられるお宅の、咲き始めたばかりのピンクの花です。

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　（写真記事＝仁川在住写真愛好家／構成＆編集＝サトウ基裕）