[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00202
今日の写真は、来宅中の孫と先日二人で淀屋橋の「適塾」を見学した帰りに立ち寄った大阪城です。今回は、下から見上げる素晴らしい「天守閣」の光景三枚です。
シルバーウイークの連休ということで通常の休日と異なりもの凄い人混みでした。歴史的にも重要な意味を有するこの城が「世界遺産」に認定されない理由の一つである天守に上るためのエレベーターには長蛇の列。このお陰で8階までの階段の方は良く空いていて快適な登頂が出来ました。(一枚目の写真左下、岩の後ろに少しだけ見えているガラス張構築物がエレベータ。)
階段も堅牢なコンクリート作りで、これも世界遺産から排除される原因になっているようです。確かに、この階段を上っていると、姫路城とかその他の世界遺産のお城に較べて作りものの感が強く、テーマパークのようになっており残念なことです。でも、世界遺産ばかりが歴史遺産ではないか・・・。
豊臣家滅亡に繋がる、大阪冬の陣に次ぐ「大阪夏の陣」の模様が詳細に描かれた壁画の模写が分かり易く展示されており、丁度中学二年で、日本史の学科がこのあたりを進行中の孫は熱心に見入っていました。
天守から眺める 360度のパノラマ光景が素晴らしかったですが、生憎の曇り空で遠景が霞んでおり写真には不向きでした。
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(写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕)