[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00212

[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00212

 先日、台風の翌日に関西学院の銀杏の巨木の下で拾ってきたギンナンの実の写真です。

御堂筋の銀杏の実も有名で人気がありますが、時季が来るとクレー車を使って木を揺すり実を落とすようですが、自然に落ちてくる実を拾い集めても大した量にはなりません。たまたま台風のあとで数が多かったので、半分は天日干しにして乾かし昨日孫に送りました。

 この写真の実はその残りを陰干しにして乾かしているのですが、写真撮影のため陽のあたるところに出して写したものです。

 フライパンで炒ったり、封筒に入れて電子レンジで加熱して、殻を割ると中から薄皮を被った物が出てきて、その薄皮をむくとエメラルド色の香ばしい玉のような実が現れます。

 この時期になると料亭では、これに穴を開けて、松葉で3〜4個を連ねて前菜に出されたりしますので、ある程度貴重品に属するのかも知れませんね。

 私は銀杏アレルギーで、加工中に素手で触れたりすると間違いなくカブレてしまいますし、折角収獲しても一度に10個も食べると、今度は体内からアレルギーが生じて全身が痒くなる始末、家内が通っている料理教室の仲間が毎年楽しみにしていますので、これから収獲する大量の銀杏も大半はそちらに配られていくようです。

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 (写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕