[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00214
今日の写真は「キンモクセイ(金木犀)」ですが、単に「モクセイ」と呼ばれることもあります。この花の仲間にギンモクセイ(銀木犀)がありますが、こちらは庭の生垣などに植えられることが多く、観賞用には重視されていないようです。
雌雄異株で生育しますが、何故か日本には雄株しかありませんので花は咲いても結実することはないとのことです。
そういえば、モクセイの花はおなじみですが、花から実になるのを見たことがありません。原産地の中国から輸入される時に花付きのいい雄株だけが持ち込まれたためと言われています。そして中国では少ないですが雌株もあり種子が日本に輸入されることもあるようです。
園芸の上では、小枝を挿し木で増やすのが一般的のようですが素人にはやや難しそうです。
キンモクセイは、咲き始めの頃が一番いい香りを放ち、子の木の周辺に立つと鼻がピクピクしてきます。
写真でご覧のように、我家では庭師のお世話にならずに素人が適当に剪定していますので、よそ様の庭で見るような端正な形ではありません。
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(写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕)