[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00264
今日の写真も早咲きといいますか、季節はずれに咲いている「ユキヤナギ(雪柳)」です。
木の枝は細くなよなよして柳のようで、小さな花は雪の白さを連想させますのでこの名前になったのだと思います。
別名は「コゴメバナ(小米花)」ですが、これはこの花の最盛期に、枝一杯に小さな白い花が密集している姿から名づけられたものと思います。
バラ科の花ですので、日当たりとか土壌の状態によって花が咲く条件が揃えば開花するのでしょう。我家では崖地を含め色んなところに自生していますので、お陰様で寒い冬の最中から春一杯この花を観賞することが出来ます。
今日の午後仕事の合間にNHKテレビを見ていますと「みんなの童謡」という番組だったでしょうか「庭の千草」の紹介がなされていました。
冬に入って庭の色んな草花が枯れていく中で「白い菊の花」が健気に咲いているのを愛でている歌詞ですが、もともとはアイルランド民謡で、主人公は「バラの白い花」であったそうです。日本の童謡にする際に「菊」に置き換えられたそうです。一昨日、この童謡と同じような状況の拙宅の「白い中菊の花」をお送りしましたので、ついつい画面に見入ってしまいました。
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(写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕)