[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00269

[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00269

 今日の写真は「白菜」の生長している姿です。

 畑に畝を作ってきちんと植えている白菜はもう少し結球して大きくなっていますが虫除けのネットの中に入っていますので撮影が難しく、余った苗を適当に空き地に植えているものの中から選んで写したものです。何も防御をしていませんが、害虫も全く寄り付かず不思議です。

 それでも、元肥をきちんと施し、定期的に追肥をして育てている野菜の方が生長も良く、比較して観察するのも畑仕事の勉強になります。

 戦後の食糧危機が終ってからのわが国の農業問題は、専ら政治家の選挙政策の対象として考えられてきたような気がしますが、ここに来て、食料の自給率とか、食の安全、中間マージンの搾取による農業経営の難しさ、そして経営の厳しさを受けた農家の後継者問題対策が真面目に考えられるようになってきたのは本当にいいことだと思います。

 狭い畑ですが、孫たちに無農薬の野菜を送り続けるため、そして少しでも食料の自給率を高めるように、毎日時間を惜しんで畑の仕事をしていると、ついつい色んな事を考えてしまいます。

 幕末近くの北海道の農地開拓、ブラジル移民、(満蒙開拓の悪夢)なども、わが国の農業政策の歴史の大きなエポックでしょうか。

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 (写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕