2月9日(月)午後1時から市立西公民館にて
「こころのふれあう市民のつどい」が開催された。
主催:宝塚市人権・宝塚市教育委員会Bブロック小学校区など
 プログラム
①開会
②実行委員長あいさつ
③主催者紹介
④人権啓発作文朗読
⑤講演
 「子どもの心を育てる」
 (%ハート%) 絵本から見えてくる世界 (%ハート%)
 講師:NPO法人「絵本で子育て」センター
 理事長 森 ゆり子
⑥閉会

☆ 写真は会場風景

森講師はご自身で選んだ絵本を紹介しながら
絵本を子どもに読んで聞かせる事で
親の愛情をしっかりと伝える事が出来ると云われた。
子どもに愛を伝える方法は次の5つがある。
①言葉で伝える
②体で抱きしめる
③同じ時間を過ごす
④贈り物をする
⑤子どもが望む事をしてあげる
子どもに絵本を読んで聞かせるには片手間では出来ない。
家事を止め、隣に座らせたり、膝の上に座らせたりのスキンシップで
子どもと同じ時間を過ごす。
良好な親子関係を作るのに大切な事だ。
絵本を読んで聞かせる事で語彙も豊富になる。
語彙の豊かな子は思考が深くなり、
自分の事を相手に上手く伝える事が出来て情調が安定する。
最近の子どもは一部の悪質なマスコミの影響で言葉使いが悪くなっている。
お話を聴いていて衝撃だったのは、次の2点。
①「ごっこ遊び」で以前は「お母さん役」に人気が有ったのが、
今の子は「犬」「猫」になりたいと云うらしい。
理由は「犬や猫がその子の家庭で一番可愛がられているからだ」と (;一_一)
②園児が「殺すぞ」と口走るなど言葉遣いが悪くなった事・・・・・・・・
今日のお話はもっと大勢の大人たちが聴いて、
みんなで考えて行くべき大切な課題だと思った。

☆ 写真は森 ゆり子講師