2月14日(土)午後1時30分から末成小学校多目的ホールで
末成小学校、末成幼稚園「子どもの安全連絡会」主催の
防犯教室で講演会が開催された。
講師は栗木 剛氏(mottoひょうご 事務局長)で
「ほんわか耕すまちづくり
 〜地域で子どもを育てよう〜」

というテーマでお話しされた。
校外学習や地域でのイベントでの子ども達の行動や
保護者や地域住民の子どもへの対応など
栗木氏はよく観察され、それを話材に使って面白く話された。
聴いている我々はつい笑ってしまうが、
その話材に改めて考え直さなければならない問題が数多く有った。
例を挙げれば「梅干しの種飛ばし競技」
最近の子どもの中には梅干しの種と果肉を
口の中で上手く分ける事が出来ない子が居る。
日常、保護者が子どもに食べさせる前に種を除去しているのが基因。
口の中で舌や唇を使って種だけを取り出す訓練が出来ていない。
従って、種飛ばし競技で種だけを飛ばす事が出来ず、
種と果肉と一緒に飛ばしたり、
種の有るまま飲み込んでしまうケースが有ると話をされた。
子どもを逞しく健全に育てる為に大人が考え直す重要ポイントだ。
お話を聴いて「子どもへの過剰保護を見直し、
いろんな事を体験させて置く事が子どもの将来の為に成る。
親は一歩下がって子ども達を優しく見守る事も必要だ」と思った。
 氏の話術は評判通り声が大きく(マイク不要)、
立ち回り、ゼスチャーを交えて明るく楽しく話す。
漫談調の語りは聴衆を飽きさす事なく、
話題に引き付ける魅力があった。
(%晴れ%) 会場風景ー1

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 熱弁の栗木氏

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 時々、話の内容を隣人同士で話し合った。

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 熱心に聴き入る参加者