酒井美直さんの講演≪AINU PRAIDE〜私の生きる道〜≫

2月18日(水)午後1時30分から阪急宝塚駅近くの
ソリオホールにおいて宝塚市、宝塚市教育委員会、
宝塚市人権・同和教育協議会主催の
平成20年度人権尊重都市宣言記念事業として
酒井美直さんの講演『AINU PRAIDE〜私の生きる道〜』があった。
彼女は1983年北海道帯広市で、
アイヌの父と日本人の母の間に生まれた。
会場のスクリーンに祖父達が写ってる写真などを投影された。
その中には戦地に向かう若者を送るショットも有りました。
彼女はお若いのでアイヌの差別問題について
祖先が体験した程、深刻な差別が少なかったのか、
私には訴えが弱く感じた。
ブログなどで彼女のいろいろな記事を読むと大都市東京では
アイヌ人で有る事で寧ろイベントなどで人気があると書かれている。
彼女たちは若くて有能な女性たちだから世間で差別される事が少ないが
一般のアイヌの人々の現状は如何か?
長年の各地での地道な人権尊重活動が功を奏し、
差別が少なくなって来ている様に思えるが、
果たして地域での実態はどうだろうか?
戦時中、日本語を強制され、現在では日常の会話は日本語が主で、
アイヌ語を知っている人は少なくなり、
逆にアイヌ語を勉強する様になったそうだ。
アイヌ人に対する日本人への同化政策が進められた結果だと云われた。
本日、日本語の「ありがとう」は
アイヌ語で「イヤイライケレ」と教えられる。
講演だけでなくアイヌの踊りも披露されたが、
会場内では撮影禁止の為、会場の写真がない。
花の写真を添付する事にした。

(%ハート%) 写真はラナンキュラス
 黄色は幸運を呼ぶとの事。みんなに幸運を〜