真夏を謳歌したクマゼミ

最近になって道端や公園で動かなくなった蝉を
よく見掛ける様になった。
拾い上げてみると殆どの場合、死んでいる。

蝉の一生は未だよく分からないようだが、
大体、地中で6〜10年、
羽化して地上で1〜2週間程度と云われている。
中にはアメリカで大発生して話題になる13年蝉、
17年蝉などもいるが特殊な種類だ。

道端で死んだ蝉に蟻が群がっているのを見掛けると、
可哀想だなぁ〜と思う。

しかし、別の考え方をしてみると、
地中生活から、地上に出て来て、幼虫から羽化し、
成虫となって、オスは思い切り鳴き、
恋をして子孫を残し、死んで行く。
蝉は他の昆虫に比べて地中生活を入れると長命。
蝉は蝉なりに立派に一生を送ったことになる。

でも、やはり道端に転がっているのは哀れに思う。
近くのポーチュラカの花の上にそっと寝かせた。

(%涙%) クマゼミ−1

(%涙%) クマゼミ−2(道端に転がるクマゼミ)