2月18日(月)午後1時から宝塚市立西公民館ホールにて
『心のふれあう市民のつどい』
が宝塚市人権、教育関係主催で開催されました。
当日、末成小学校2年の児玉玄輝くんが
作文「へいわってどんなこと」を参加者の前で
落ち着いて元気な声で読み上げました。
内容の概略は
夏休みに「へいわってどんなこと」という本を
読んで感じた事を書いていました。
【日本は今、「へいわ」だから何時でもごはんが食べられ、
学校へ行って勉強も出来る。
嫌なことは「いやだと」と発言も出来る。
戦争をしているとそんな生活が出来ず、
いやでも人を殺したり、殺されたりする。
意見も自由に言えず、場合によっては罰せられる。
いじめられている子がいたら、
いじめている子に「やめとけ」といえる強い子になりたい。
「へいわ」って今まで考えたこともなかったが、
色々気がついたので、よかった】
読書の大切さがよく分かる事例でした。
講演は
「子どもたちにラブレターを書こう」のテーマで
新保真紀子氏(神戸親和女子大学教授)のお話でした。
子どもたちに自尊感情(生きていく価値があると思う心)を
育てることの重要性を段階を追って、
大変分かり易く講義して頂きました。
日本の子どもたちは「自分がだめな人間だと思うか」の
平成20年度の調査で
・とてもそう思う ・まあそう思う
の割合が中学生では全体の56%、高校生で65,8%と
アメリカ14,2 中国11,1 に比べて高いことが分かったそうです。
子どもたちに「存在感」を持って貰うために、
子どもとよく話し、良く聴いてやり、
抑圧する言葉でなく、達成感を覚える言葉、自信が持てる言葉を
日頃から絶えず投げかける事が大切と話されました。
(%ハート%) 会場の様子