2月21日(木)末成小学校で田辺眞人氏の講演がありました。
氏は現在、宝塚市教育委員長、園田学園女子大学名誉教授
をされている著名人です。
この日は6年生を対象に第2多目的室にて
「宝塚の街を考える」
というテーマでお話しされました。
先ず始めに、日本語が生まれる過程のお話がありました。
☆大和(飛鳥)〜奈良時代
中国から漢字が伝わり、その漢字を使って、
日本語を書き始めた。
☆平安時代
平仮名、カタカナが生まれる。
(例)
・・・・・・須・・・・・・須・・・・・・・・・者・・・・・・・伊
①毛宇寸久春天寸乃仁 今日波 大変寒以祢
↓
②もうすぐ春ですのに 今日は 大変寒いね
↓
③モウスグ春デスノニ 今日ハ 大変寒イネ
★その他
・「宝塚」の文字について
宝塚の「塚」は宝塚市の公文書では斜めに線の入った「塚」が使われている。
・宝塚近くの地形について
逆断層が作り上げた山地(六甲山地と長尾山地)の合わさり目
・資料として児童に渡された1796年の「摂津名所図会」の説明
などなど、大変高度な内容を交えてお話がありました。
約1時間半のお話、6年生にとっては、
非常に有意義な時間を過ごしたと思います。
(%ノート%) 講演の様子−1(村尾校長から田辺氏をご紹介)
(%ノート%) 講演の様子−2
(%ノート%) 講演の様子−3