売布小学校・自治会合同防災訓練実地報告

売布小学校区自主防災研究会
会長 野間健太郎

秋晴れと北風が少し混ざり合った天候のなか、元気な子どもたちを中心に、自治会、自主防災会、民生児童委員の方々が協力して、11月20日(水)無事に防災訓練を実地、終了出来たことを悦ばしく思います。

特に、今回の訓練実地に際し「歳末たすけあい愛の持ち寄り運動における公募分配金」を活用させて戴いたのをはじめ、宝塚市総合防災課、校区まちづくり協議会、宝塚・防災リーダーの会が「宝塚市防災アドバイザー」として参加指導されたこと、さらに防災指導のために宝塚市東消防署(米谷出張所)が、お忙しい中全面的にご協力を頂きましたことを厚くお礼申し上げます。

さらに、今回お世話人として参加されました68名の皆様のご活躍ぶりは、今後、有事の際必ず活かされるものと信じておりますし、真剣に訓練する子どもたちの傍で、手助けする姿は自然体でした。

「惻隠の心」が感じられ大変感動、感銘を受けた次第えす。

避難訓練:車椅子で、登校されている生徒さんが実際に登場され臨場感が更に増したものになりました。

消火訓練:消火器の扱いを教えることだけでなく大きな声をだし、規律の大切さも教えられていました。

簡易担架訓練:物干し竿と毛布で簡易担架を作っていましたが、併せて友達の重さと傷をさせないように労りの作法を学んでいたように思います。

水防訓練(土嚢積み):砂を3人協力して詰めるだけでなく、リヤカーの乗せて6人で、土嚢を積み上げる作業が楽しかったようで、声をかけあっている様子は心和みました。

消防車、機能説明:好奇心旺盛な子どもたちが活発に質問を行い、大人の人も初めて工作車を詳細に見学された方も多かった様でした。

炊き出し訓練:民生委員とPTAの女性の方々が主体となり美味なトン汁を力をあわせて作って戴き、約200名が馳走になりました。

指定避難所の運営につきましては、売布小学校区の住民の共助の為だけでなく、近隣都市に津波等で大災害が発生し多くの被害者が避難されてきた場合、協力できる体制として、機能するものと思います。

最後に今回ご協力、ご参加して戴きました各位に厚く御礼申しあげます。
来年も実地して下さいとの声もありますので、皆様の一層のご協力をお願いしておきます。