カントウタンポポのひそかな戦略

今日の写真はカントウタンポポ。
セイヨウタンポポに押され気味な在来種という印象ですが、ネット検索でカントウタンポポが「夏眠」という戦略をとっていることを知りました。

春に花を咲かせ、その後季節が良くなると周りの植物が大きくなり、背の低いカントウタンポポはそこで無駄な戦いをせず自ら葉を枯らして根だけでしのぎ、他の植物が枯れてくる秋から冬に葉を伸ばし、栄養を蓄えて春に花を咲かせる-というのです。

もちろんセイヨウタンポポはそんな戦略は取らないそうで。

タンポポにもそんな物語があるなんて!
今度、夏にじっくり観察したいと思いました。あっ、でも夏には花はもちろん葉もないんじゃぁ、咲いてる今から目印つけておかないとわかりませんね!

以前カントウタンポポについて、書いたことがあります。
よかったらそちらもどうぞ!

https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/1815?LIST=1&KEY=319226&STYPE=1&pageno=7
(2018年3月28日 「谷津の生きもの」ジャンルです。)