日陰の湿地の法面にコバギボウシが咲きました。
夏に咲く数少ない花の一つ。
薄紫の花色も涼しげで、暑い夏に涼風を運んでくれるような佇まいです。
でも、なぜこの名前なのかしら?
『コバ』って何?
ちょっと調べてみました。
まず、『ギボウシ』は、橋の欄干などにつけられる飾りのぎぼしから来ており、蕾の形がこれに似ているからのようです。
似てるかなぁ(笑)。蕾はこんなにぷっくりしてなくて細長いですが。でも形はそうなのでしょうね。
じゃぁ、『コバ』でなんだろう??と調べたら、葉の大きな『オオバギボウシ』に対して、小さい葉の『コバギボウシ』なんだそうです。小葉ギボウシと漢字で書くとわかりやすいですね。
ちなみにオオバギボウシは、春に芽を出した直後の若葉は山菜の『ウルイ』でした。蕾をたくさん付けて花が咲くころには1Mくらいの高さになるそうで、やっぱりBIGです。
コバギボウシはその半分くらいです。