【吉田堅治「生命(いのち)」展】始まる

本展覧会では40年以上パリに住んだ画家・吉田堅治氏(1924〜2009) の作品をご紹介します。吉田氏は特攻隊の生き残りとして、生と死を見つめ続け「生命(LA VIE) 」をテーマとした作品を描き続けました。
日本伝統の金箔・銀箔を油絵に取り入れた手法は大きな反響を呼び、存命中の画家として初めて大英博物館で個展を開きました。また、英国の大聖堂やパリのユネスコ本部で個展を行なったり、NHK総合テレビで紹介されるなど世界で高く評価されています。
これらの作品を通して、「生命の尊厳」「平和の大切さ」そして「今を生き、未来へつなぐ」ことをあらためて考える機会となれば幸いです。

■会 期: 2013年4月14日(日)〜4月21日(日)
■会 場: 柏市民ギャラリー(柏髙島屋ステーションモールS館8F)
■主 催: 柏市とアート・ウォークかしわの共催

(写真1: 展示会受付風景)

【第1目目レポート】
午前中は、展示作品の搬入と作品の展示作業をアート・ウォークかしわの会員で行いました。
順調に設営準備も進み、午後1時にいよいよ展示会オープン。
朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の紙面で紹介されたため、それをご覧になっての来場者も目立ちました。
この展示会では65点の作品が出品されていますが、その大部分は初公開される作品となっています。
(写真2: 会場風景①)

(写真3: 会場風景②)

午後には、吉田堅治氏の長女・大河原容子さん次女・富樫淑子さんも来場され、本展示会の実行委員長・鈴木昇氏とお二人によるトークショーも開催され、吉田堅治氏のエピソードなどが紹介されました。
(写真4: トークショー風景)

(写真5: 「吉田堅治展」の出品目録)