宝塚ホテル移転問題ー第4回広場円卓会議(12月13日)報告 1 (全体概要)

“広場円卓会議”は校区内で活動する諸団体の活動や情報交換し地域課題を抽出、デザインするプラットフォームの場です。第4回のテーマは第3回に引き続き、宝塚ホテル移転問題が議題です。ワークショップ形式で阪急阪神HDへの要望書作成を行いました。

冒頭、まちづくり協議会塩川会長から、これまで3回開かれた広場円卓会議での議論(待機児童対策、宝塚南口にできる保育所概要)が報告され、第3回で行われた宝塚ホテル移転の論点を提示しました。

広場円卓会議の参加者は34団体45人。「宝塚ホテルで成人式をした」「進駐軍により接収中だったので宝塚会館で結婚式した」など家族の思い出などを語りあいました。

 次に倉橋滋樹さんが「宝塚ホテルの歴史的価値と存在意義」(先にブログに掲載)をテーマに報告。成人式、互礼会など、公共施設もほとんど無い宝塚市にとって、市民文化の拠点だと市民の憩いの場であることを指摘しました。また、雲雀ケ丘の建築保存(兵庫県指定景観形成重要建造物の保存活動)を担う正司泰一郎さんらが宝塚ホテルの保存活動にも動き出したことが報告されました。

一小校区は中心市街地でありながら公的な施設が少ないことが議論された。

参加者加者全員で以下の4つのテーマで話し合いました。①どのような形で建物を残すか?②駅前の顔として住環境を保全する店舗の理想③地域に開かれた場所の保存④一小児童数問題。議論の詳細は後日ブログで公開します。

最後に参加者全員で以下確認されました。
(1)開発内容の経過の情報公開をお願いします。
(2)都市景観形成建物としての歴史的文化財的価値を考慮してください。
(3)宝塚南口駅周辺の開発(店舗)は景観と住環境の保全をお願いします。
(4)市民の憩いの「場」の提供の継承を引き続きお願いします
(5)住宅開発には「宝塚第一小学校」の児童数への影響に配慮してください。

最後に
広場円卓会議の参加者全員で確認されました。
阪急阪神ホールデングズへ申し入れます。