宝塚ホテル移転問題ー第4回広場円卓会議(12月13日)報告 2 (住民の意見)

“広場円卓会議”は校区内で活動する諸団体の活動や情報交換し地域課題を抽出、デザインするプラットフォームの場です。

第4回のテーマは第3回に引き続き、宝塚ホテル移転問題が議題です。ワークショップ形式で阪急阪神HDへの要望書作成を行いました。

一小校区は中心市街地でありながら公的な施設が少ないことが議論され、
参加者加者全員で以下の4つのテーマで話し合いました。

①駅前の顔として住環境を保全するには?
②どのような形で建物を残すか?
③地域に開かれた“市民場所”の保存(具体的な店舗)
④開発による一小児童数大規模化への懸念

住環境を保つためには(全体の外観)

(1)「タワーマンションではない集合住宅」が望ましい。
(2)「1階から3階まで市民ホールや公民館的なスペースを行政がサブリースする方法もある」(3)「旧館部分を残し有効利用できないか?」
そのためには、約3000坪の敷地に対し、提供公園や道路の拡幅スペースを確保し合法的な基準を確認し、集合住宅としての外観(景観)に対して開発業者と住民が意見がいえる状態を確認する関係ができないか?

都市景観形成建物としての歴史的文化財的価値を考慮してください

(1)阪急電鉄創業者の小林一三氏は大劇場の開業に伴い「一流観光地にふさわしいホテルを造れ」と指示して建てられたホテル。県や市の景観形成重要建造物に指定されている。三角の切り妻屋根などルネサンス風の外装は最低残して欲しい。
(2)宝塚南口駅前に、「あの場にあの外観があること」が「景観権」といえまいか?
移築でなく南口での外観保存を望む
(3)市が土地建物も買い取り、耐震工事をして1000人規模の市民ホールにする
(4)宝塚歌劇に市も商業者も頼ってきた。観光資源がまた1つなくなる認識をもつべき