裏山の野鳥・昆虫シリーズ、タカ渡り 「ノスリ」 と 「ミサゴ」 その1

(%音符2%) タカ渡りのサシバとクマタカの前回に引続いて、アヴェルデ松井さんから貴重な画像のご提供をお願いした!!

(%音符2%) ノスリ:行者山付近では毎年越冬しています。ミサゴと較べると翼は短くて広くずんぐりしたタカです。ハヤブサやカラス、トビに追い回されているのを時々見ますが夕方少し暗くなると強くなるそうです。夜行性ではありませんが。里山でも越冬しますが農耕地や河川敷でよく見られます。ネズミを好むからかもしれません。このタカに限らず成鳥と幼鳥は色々相違点があります。これもタカウォッチングの楽しみですがこれがなかなか難しいのです。羽の並び具合や色なども違うのですが眼の色(虹彩)が見えれば判り易いです。幼鳥は淡黄色ですが成鳥は黒褐色です。写真は、ノスリ(成鳥)

(%音符2%) ノスリ(幼鳥1)

(%音符2%) ノスリ(幼鳥2)

(%音符2%) ミサゴ:留鳥でもあり年中見られますが一部は季節移動をします。沖縄などでも冬場の方がよく見られますし北海道では夏鳥らしいです。魚を捕るタカとして有名ですがトビ以外では行者山で一番見易いタカです。武庫川や付近の貯水池、西宮、尼崎の海岸などで大きな魚を捕りますがカラスなどに邪魔されると行者山や岩倉山まで運んできて食べています。以前は行者山南麓の大きな枯れ松で食べていましたが倒れてからはあまり見なくなりました。胸・腹から下雨覆が白くて翼が長く美しいタカです。翼を閉じると先端は尾羽より出ます。写真は、ミサゴ(若鳥)