裏山の野鳥・昆虫シリーズ、タカ渡り 「チョウゲンボウ」 その4

(%音符2%) 豊かな自然・裏山を保全し有効活用しながら健康で明るく楽しいまちづくりを図っていかなければならない!!

(%音符2%) チョウゲンボウ:小型のハヤブサですが通常は河川敷や農耕地で越冬します。行者山では主に渡りの時期によく見られます。サシバやハチクマはすぐに渡って行きますがチョウゲンボウは二、三日滞在する事もあります。小鳥を狙う時はハイタカに似た様な動きもしますが滞在中はバッタかキリギリスの仲間を捕る事が多く、その時は林の上をかすめる様に飛びます。
写真は、チョウゲンボウ(若鳥1)

(%音符2%) チョウゲンボウ(若鳥2)

(%音符2%) チョウゲンボウ(成鳥)

(%音符2%) チゴハヤブサ:タカ科とは違いますが同じ猛禽と呼ばれるハヤブサの仲間です。行者山では旅鳥ですが主に秋の渡りの時にしか見られません。十数年観察していますが今まで一度だけしか確認出来ませんでした。今年の秋は2回見る事が出来、やっと画像も撮れました。ハヤブサの幼鳥に似て胸の縦斑が目立ちますがハヤブサより小型で翼は細長いです。ただ飛翔型によっては見間違える事もあります。今秋に見た個体はいずれも若鳥でした。成鳥は下腹が濃いオレンジでお洒落な猛禽です。通常は東北や北海道で夏に繁殖し一部は国内でも南部で越冬するらしいですが中国南部、東南アジアで越冬します。
写真は、チゴハヤブサ(若鳥)