はじめまして、Mr.サイゴンです(3)

人々は、土地(国の所有)は借用し、建物は所有して住みます。
都市では、子どもは、結婚を契機に独立するケースが多いようです。農村部では、多世代で住む伝統がありましたが、近年は都市と同様な傾向が見られるようです。

Photo:カラフルな市場の店頭

親が高齢になって、生活の支援が必要になった場合、多くの場合、子どもが面倒を見ます。公立の老人ホームがありますが、サービスが悪いために、できるだけ家族で面倒を見たいとの考えが一般的なようです。
社会保険は、医療は整備されていますが、年金は未整備なようです。

Photo:天秤棒でかつぎながらのフリウリ

他の東南アジアの国々と同様に、屋台がよく見られます。朝食は、時間がないこともあり、屋台が多いようですが、昼食・夕食は、家族一緒が多いようです。
家が狭く、集まる場所も少ないことから、人々は喫茶店でおしゃべりするようです。ホーチミンに喫茶店が多いのは、このためです。

Photo:めん類をあつかう屋台

ベトナム戦争の終結(1975年)、34年以上が経過しました。私たち日本人が意識するほどには、ベトナム戦争の影はないようです。若い人の中には、「アメリカは好き」と答える人が多いようです。

Photo:制服姿の学生(女子:白のアオザイ、男子:ワイシャツ+黒ズボン)

後半は、ブランチをいただきながらの懇親になりました。
まちかど広場の皆さん特製の生春巻、最近オープンした「ねこのて」の手づくりパン、丹波のとれたてトマト、チーさんを紹介してくださったTさん差し入れのケーキを美味しくいただきました。

チーさんの話を聞き、楽しく懇談しながら、現在のホーチミンの街の姿、人々の暮らしなどを身近に感じることができました。チーさんの今後の活躍を祈ります。