世界団地博覧会

明舞団地(神戸市、明石市)で開催された 世界団地博覧会(10/22〜24)に参加しました。
10/22(金)のオープニングセレモニーです。主催者側のみなさん(明舞まちづくり推進協議会、神戸まちづくり研究所、兵庫県立大学など)のあいさつのあと、「がんばろう!」と気合いを3回・・・

千里・住まいの学校は、パネル3枚(千里の市民活動、千里・住まいの学校の活動、勝手に景観賞!)と、これらを縮小したパンフレットで参加しました。

11/24(土)の「世界の団地再生事例紹介」では、関西の大学の先生方により、ドイツ、オランダ、スウェーデン、フランス、韓国、中国のホットな情報が紹介されました。
韓国では、建替えが困難、あるいは建替えを希望しない団地(住棟)の再生手法として、「リモデリング(大規模なリノベーション)」があり、通常の4/5ではない2/3の合意で可能なこと、従前の容積率に関係なく30%のボーナスがあることなど、興味深い報告がされました。

10/24(土)の総括フォーラムには、千里・住まいの学校を代表して山本が参加し、千里ニュータウンの集合住宅の再生、市民活動などの状況について報告しました。
このあと、参加者が6テーブルに別れてのワークショップがあり、3日間の博覧会を通じて感じた「明舞団地の再生に何が大切か」について意見交換したあと、テーブルごとにまとめたキーワードが発表されました。人と人との交流やつながりに関するキーワードが多いのが印象的でした。
最後に、県立大の加藤教授が「これまでなかったような仕組みやルールを取り入れる」「外からの刺激も取り入れ、双方向の交流や関係をつくる」ことが重要としめくくられました。