今年は、地域と交流する中で、千里ニュータウンの戸建住宅地に固有な問題を共有するとともに、解決に向けた取り組みを支援したいと考えています。
5月26日(木)、交流が考えられるT地区の現状を知ろうと、寺脇代表と山本がT地区をまちあるきしました。まちを歩けば、開発当初からの痕跡、その後の改変に伴う街並みとしての問題、各戸における家づくりや街並みへの配慮などが見られます。
例:石組み+ツツジの植栽の擁壁/高齢者に厳しい道路から玄関までの高低差/敷地の南北分割によって一見分割したとわからない住宅/敷地の分割によって道路沿いが全面駐車スペースになっている/空家化して樹木だけが生い茂っている豪邸/道路沿いの客用駐車スペースがたまりのスペースになっている/家の庭には緑が多いが道路境界に建物の壁を建て(緑がない)てゆとりが感じられない/敷地分割反対の幟/茶室に案内されるような落ち着いたたたずまいの家
今回得られたこれらの情報を踏まえながら、地域のみなさんと交流(ヒアリング、相談)し、千里ニュータウンに固有の問題の解決に資することができればいいと考えています。