8月31日(金)の午後、今年5月にオープンにした住宅型有料老人ホーム「グッドタイム リビング 池田緑丘」を12名(初参加者5名)で見学しました。
地上4階、地下1階、53室(1人タイプ:42,2人タイプ:11)からなるこの施設は、進行性筋ジストロフィーでありながら介護・医療ビジネスで活躍されている春山満氏とオリックス不動産との共同出資によるオリックスリビング株式会社が運営するもの。
グッドタイムリビング(GTL)では、いわゆる老後や余生は”ご褒美のような時間”と捉え、この時間にふさわしい「住まい」(施設ではない)とサービスの提供をめざすとともに、入居者を「ゲスト」と呼んでいる。
写真:フフロント
同施設は、大阪教育大学付属校に隣接し、五月山を一望できる、緑豊かな環境に立地している。
居室の他、レストラン(1階の食事室)、リビング・ダイニング(各階ごとの休憩・食事室)、浴室、ライブラリー、美容室、ファミリールーム(家族用宿泊室)、GTCサロン(クラブ用のスペース)、屋上庭園などの共用部がある。
写真:1階レストラン(食事室)
有料老人ホームやケアハウスには、住まいと介護等のケアサービスをあわせて提供する「特定施設」が多かった。GTLは、主に外部の在宅向け介護サービスを活用する「住宅型有料老人ホーム」であり、特定施設ではない。
ただし、スタッフによる介護サービスや、近隣のクリニックとの提携による医療サービスも受けられる。
写真:2人タイプ居室(36㎡)
入居時の条件は、自立・要支援・要介護のいずれの場合も可能である。また認知症が進行した場合でも共同生活に支障のない範囲で入居可能である。
写真:2人タイプ居室の浴室