千里ニュータウン45周年市民イベント開催

千里ニュータウンは、まちびらき45周年を迎えました。
これを記念して、17日(土)に北千里パフォーマンスホールにて、市民の企画運営によるイベントが開催されました。

挨拶する委員長の藤本佳子さん(千里金蘭大学教授)

午前中は、千里ニュータウンの建設記録映画が上映されました。
解説は、映画の発掘・上映を行ってきた奥居武さん
建設反対派のアジの中で起工式の挨拶をする知事(佐藤義詮)、緑がほとんどなく”コンクリートジャングルの人工都市、”と言われても仕方ないほど赤茶けた道路や団地などの映像が印象的でした。

隣の部屋では、千里ニュータウンの児童が描いた絵画「わたしのまち千里ニュータウン」の展示
約380枚の絵画が部屋一杯に貼られ、こども達のもつ千里ニュータウンの現在のイメージや将来への希望などが伺えました。
家族連れでの参加が多く、終日賑わいました。

絵画展の横では、今はない千里ニュータウン開発記念室(千里中央)に展示されていた写真パネルなどが展示されました。
「○○だったのね・・」「ここは○○かしら・・・」などと、建設当初のニュータウンの姿を懐かしむ方の姿が印象的でした。

午後は、千里ニュータウンの中で活動している8人によるラウンドテーブル形式のディスカッション「明日にほえろ!千里元気人」が開催されました。各人の活動の紹介のあと、これからのニュータウンのビジョンについて話し合われましたが、「学生や若年夫婦などを受けいれる姿勢と住宅が必要」「若い人が増えることに加え、高齢者が地域でもっと元気に活動したらいい」などの意見が印象的でした。