カーニバルの街から、こんにちは!①

7月12日(土)、まちかど土曜ブランチを開催しました。
ゲストは、リオデジャネイロ出身のユリ君(阪大留学生)です。

ユリ君の専攻は建築・都市計画、趣味は写真、読書、バナナ。
日本に来て驚いたのは、氾濫する看板だったようです。
日本の都市計画・デザインが好きといいながら、
庶民的な街・十三に住んでいるという面も持っています。

リオは、ブラジル南部に位置する、
人口約610万人の、商業、芸術・文化、観光などの街。
世界で一番大きい森を持つ都市でもあるようです。

サンパウロが経済中心の東京的な街であるのに対し、
リオは、祭りや観光などで賑わう、陽気で気さくな、
大阪的な街だそうです。

観光地としては、コパカバーナ海岸、イパネマ海岸、
コルコバードの丘に立つキリスト像、
奇岩ポン・ジ・アスーカル、美術館・植物園
などが有名なようです。

経済成長が著しいブラジルですが、貧富の差は依然大きく、周辺部にはファベーラと呼ばれる、道路等の基盤が整備されないまま形成されたスラム街があります。
かつて、北部の農村地域から流入した人々が多いようですが、近年、北部の経済発展が著しく、出身地に帰る人々もいるとのこと。
再開発や建替えは、ごくまれに見られる程度のようです。

ブラジルは、移民によって発展した国。
ポルトガル人、イタリア人、スペイン人、ドイツ人、アフリカ人、フィンランド人、日本人など、多様な民族によって構成されています。