株式会社ヤマイチ

11月8日(水)、住まいの学校のメンバー3人が箕面市小野原にある工務店、株式会社ヤマイチを訪問し、社長の奥山社長、佐藤総務部長と交流させていただきました。

ヤマイチは、ひがしまち街角広場に設置した資料棚をつくっていただいた、マイスター第1号の河村さんのご紹介によるものです。

住まいの学校では、住まいに関する技術をもった地域の人材(マイスター)のバンク制度(発掘・登録・紹介)を拡充していく予定です。
しかし、少し大がかりな修理・修繕や建替えなどは、工務店などの協力が必要です。
今後、信頼できる地域の事業者のひとつとして、ご協力いただくことをお約束いただきました。

<ヤマイチの概要>
・和歌山県にある奥山社長の実家が材木屋を営んでいたことから、昭和43年に箕面市で材木店「山一木材」を創業。昭和45年に住宅建設も行う「株式会社ヤマイチ」に改組。
・現在は、住宅の建設、増改築、リフォーム、設備類の修理など幅広い事業を展開している。
・奥山社長は、経営のかたわら大阪工業大学建築学科へ再入学し、古民家が専門の青山教授の下で建築を学ぶ。このこともあり、「民家再生」を看板に掲げ、「日本民家リサイクル協会」会員としてボランタリーな活動に参加している。
・古民家に関わる主な仕事は、滋賀県余呉町の民家の移築・再生(新千里西町)、箕面の滝道にある橋本亭の再生、奈良県今井町の民家再生など
・地域との交流を大切にしており、木工倶楽部(第1土曜日)、ウクレレ倶楽部(第3土曜日)、感謝DAYなどの交流イベントを開催している。
・木工倶楽部では、会員との交流を図るために始めた、奥山社長による30分間の「材木と住まいに関する講話」があり好評である。
・手すりの設置、門扉の取り替えなどに丁寧に応えていくことでお客様の満足と信用を得ており、住宅の新築などの受注にもつながっている。
・民家再生の依頼は、件数は多くないものの、ホームページを通じて全国から入ってくる。
・木材は、上手にさがせば決して高いものではない。ビニルクロスや合成シート類などは極力使わず、材木などを使用するようにお客様に勧めている。