１０月１３日（金）、会員５人が大阪平野区にある「シェアハウス中井」を訪問し、事務長の横山さんの案内で施設を見学・ヒアリングさせていただきました。
写真：玄関
この賃貸住宅は、学生向けとして建設されましたが、今夏から高齢者を中心とする多世代向け賃貸住宅として再出発しました。
各部屋は、単身向けで約１０㎡と広くありませんが、食事・介護などのサービスやスペースが充実していること、家賃＆食事の費用が９万円と安いこと、都心立地であること、多世代交流をめざしていることなどの点で注目されます。
写真：単身者用居室
＜シェアハウス中井の概要＞
・大阪平野区にある、障害を持ちながら自立をめざす人（高齢者、母子世帯、若年障害者、単身者など）の自立を支援する、食事・介護等のサービスつき集合賃貸住宅。06年６月オープン。
写真：食堂
・10階建、100室。A:9.8㎡（4.2万円）とB:19㎡（5.5万円）の２タイプがある（浴室、トイレは共同）。
・共用施設：食堂・喫茶室、談話室、炊事室、和室（多目的室）、カラオケルーム、浴室、トイレ
・食事代：３食は4.8万円、２食は2.8万円（Aタイプで３食付きは、９万円/月）
写真：共同炊事場
＜シェアハウス中井の開設、経営＞
・職員は事務３人、食堂６人。掃除等は障害者グループに委託。
・介護・相談・就労等のサービスは、NPOに委託、あるいは支援を受けている（介護サービス：NPOヘルパーネット、相談・話し相手：NPOビハーラ21、就労：地域就労支援センター）
写真：浴室
