11月11日(土)、午後1:30〜4:30、新千里西町会館にて「第2回 住まいの相談会」を開催しました。
11月の北町では、「住まいの相談会」を前面に出しましたが、勉強会などとセットにした方が参加しやすいとの意見が多く、今回は、「なっとくセミナー 高齢者の住まい 入門編 同時開催:住まいの相談会」としました。
案内のチラシ700枚は、西町の戸建住宅地の自治会役員のご協力により、配布していただきました。
自治会のご協力を得るにあたっては、「NPO法人千里市民ネット」
(代表:丸尾誠一氏)にご尽力いただきました。
当日の参加者は、千里・住まいの学校のメンバー:8人、千里市民ネットの方:2人、相談に訪れた方:2人、合計12人でした。
千里ニュータウンと周辺にある高齢者住宅・施設がどのような内容なのか、約30分間、スライドで紹介しました。
それから、お茶とお菓子をいただきながら、和やかな雰囲気の中で、”相談”というよりも”懇談”が続けられました。
お聞きした内容は、整理した上で、プライバシーに配慮しながら情報収集し、評価を加えて、お応えしていきます。
2回の相談会を開催しての感想と課題です。
・2回の相談会を開催し、数名の方にお越しいただきました。チラシ配布による来場者の一般的割合(1人/3000枚)を遥かに超える割合ですが、決して多いとは言えません。「千里・住まいの学校」がまだ知られていないこと、住まいに関連した悪徳業者が横行しており、チラシなどが信用されにくいことなどに因ります。しかし、当分の間は、チラシ配布による相談会開催などによって、私たちの存在と活動を徐々に理解していただくしかないでしょう。
・逆に、”ツテ”や”口コミ”、”知り合いに連れられて”が、いかに”安心”や”信頼”を産むものであるかも実感しました。これまでの人的なつながりを活かすとともに、自治会、老人会などの場にも出入りさせていただき、徐々に信頼を得ることも重要でしょう。
・信頼を得るためには、私たちが”頭でっかちな団体”ではないことを分かってもらうことも重要でしょう。そのためにも、住み替えと同時に、修理やリフォームなど日常的な住まいの問題に、”汗を流して応えていく姿”を見ていただく必要もあるでしょう。現在、修理やリフォームなどに対応できる良心的な工務店、技術をもった地域の人材を発掘・整理中です。修理などのセミナーなども近いうちに開催したいと考えています。