11月4日(土)、第1回”まちかど土曜ブランチ”が開催されました。
ひがしまち街角広場は、地域の交流とまちづくりの拠点になりつつありますが、住民、大学生・教員、専門家、事業者などがもっと集まり、普段着の交流が行われることを願って開催したものです。
22名の方が集まり、上海から来た留学生の蒋文君さんによるスライドとお話「上海NOW」を楽しみました。
上海の街の紹介のあと、里弄(連棟式の町家、高級〜低級まで多様)、公寓(店舗つき集合住宅)、新村(社宅、現在は一般に開放)、住宅小区(住宅団地又はニュータウン、多くは高層マンション)、別野(高級戸建住宅)などの多様な住宅があり、所得やライフスタイルに合わせて住まれていることが紹介されました。
途中、上海の食べ物(お茶、ファーストフード、飲茶、屋台など)が紹介されました。
そのあと、高齢者の次のような暮らしの例が紹介されました。
①子どもと同居:日本のホームヘルパーに相当する社区工作者が約200人の高齢者を担当し、月1〜2回訪問し、健康状態のチェックや生活指導を行う
②老人ホームに入居:昔は子どもが面倒を見てくれないから仕方なしにと考えられていたが、現在は子どもに負担をかけないで、同年齢の人と一緒に過ごすという考えから入居する人が多い
③蒋さんのお婆さんは、同居する学生に面倒を見てもらいながら生活している
12時から、ブランチが始まりました。メニューは、サンドイッチ、コーヒー、おにぎり、デザート(杏仁豆腐)
参加者のみなさんは、この10年余りで大きく変化した上海の街や暮らしに関心が高く、蒋さんは質問でモテモテです。
サンドイッチも美味しく、杏仁豆腐は催しにピッタリでした。
最後に、ひがしまち街角広場の責任者・赤井さんから、「街角広場にいろいろな人が集まっていただけるのは嬉しいことです。これからも、このような楽しい催しをどんどん開催していきたいと思います」との挨拶があり、お開きにしました。
次回の”まちかど土曜ブランチ”は12月2日(土)、11〜13時
お話は、ケニア出身のマイナ君(大阪大学)の予定です。
是非お出かけください。