3月11日(土)、奈良県斑鳩町にある、8世帯・13人が居住する「コミュニティハウス法隆寺」を8人で見学しました。
居住者が株主となった「株式会社安寿ネット」が管理・運営する、ユニークな運営で知られています。
JR法隆寺の駅をおりて、住宅地や集落の中を西に20分ぐらい歩くと、目的地のコミュニティハウス法隆寺に着きます。
「入居者が終身自立して生活できる終の棲家」をめざしたM氏と賛同者、JAなら、パナホームの協力により、2004年10月に完成しました。
敷地面積は、約730㎡(220坪、定期借地)
建物は、軽量鉄骨2階建て、延べ床面積642㎡(共用部約27%)
住戸専用面積は、単身世帯(3):約40㎡、夫婦世帯(5):約70㎡
年齢は50〜80代(60代が多い)、出身地は関西のほか関東・中部
共同住宅の西に菜園があります。
えんどう、ほうれん草など、各人が好きな野菜を栽培しています。
菜園の横にあった記念樹のサイン
住宅の管理者であり、居住者でもある「安寿ネット」、土地の提供者である「JAなら」(農住組合組合)、住宅の建設者である「パナホーム」の三者によって出来上がったことを示しています。
千里周辺に最初の候補地があったそうですが、土地所有者が経営するなど、M氏らの考えと異なったことから、実現しなかったそうです。
菜園の横に、ピンク色の芝桜が一面に広がっていました。