夜空の星はどこまでも広がってる
なんだかさみしくなってしまう
僕だけがこの地球でひとりぼっちなのかな…
いったいどれだけのひとが
おんなじ空をながめてるんだろう
なのに僕はひとりぼっち…

やめやめ。
ぼくは、自分をさみしがる行為はキライです。
自分もそうなりがちだから。
決してロマンを否定したいんじゃないの。

ひとはみんなひとりぼっちなんだよ。
いい意味で。

誰も、自分の気持ちなんて、わかってくれない。
いい意味でね。

ナンにも、期待しちゃいけない。
そう、いい意味でね。

いや誰だって、ひとりぼっちなんて思いたくない。
僕だって思いたくないし、さみしがりやである。
誰かと一緒にいたほうが楽しい。

でも、「いい意味で」
ひとりぼっちじゃない人なんていないんだ。

ナツメグさん、今日はやけに自虐的ですね、

なんて思ったアナタ。
ちがう。
僕はいつだって前向きである。

ひとは「どーせ、ひとりぼっちなんだ」ではない。
ひとは「そうか、ひとりぼっちなんだ」と思う。

ごくごく、シンプルな事である。
あなたは自分以外の誰かを絶対に信用できますか?

こういうことを言うとすぐに
人を信用できないなんて、なんて寂しい人なんだ
とかいう人がいるけれど
ちがう、そーいうことが言いたいんじゃないのである。

じゃあ、質問を変えます。
あなたは他人の思っている事がわかりますか?

わからないでしょ。
そう、それはわからないと思う。
親でも友達でも旦那でも奥さんでも
結局、それは完全にはわからないのである。
わかることも、ある。
でも、完全にわかることはない。

ってことは、白黒つけると「わからない」のである。
わからないってことは、完全には信用できないという事になる。
感情論じゃなくて、現実問題。
むしろ人間の構造上の結果そうなる、となる。

そしたら、ひとはみんな
結局ひとりぼっちじゃないのか?
もちろんそれは極論だとも。
自分の事は、自分しかわからない。
信用できるのは、自分だけだ。

そうは思いたくないかい?
でも、現実そうなんだ。
そう、思ってみて下さい。
人はみんな、人間である以上、
人間という構造のために、

ひとは
ひとりぼっちだ。

そう思うと

自分がどんなに素晴らしい仲間に恵まれているか
わかったでしょ?