児玉小枝さんという方の写真集です。
「動物たちへのレクイエム」
保健所で殺処分される動物たちの時間を切り取った写真集。
児玉さんと一度お会いしたのはずいぶん前のことですが、
いろんな方がこの本やコンセプトのために協力をして下さいました。
ウチの事務所PACCOの近くにも共感してくださる方がいて、
ポスターを掲示して頂きました。
ボクはペットというのは、野良を拾うものだとすっかり思っていましたので
ペットに赤ちゃんができたら、それはすごく楽しい、うれしいことだと
思っていたけれど、都会に住んでいる今となっては一言で片づけられない複雑な問題だなと思います。
なので、あまり、これにたくさん意見を言うつもりはないので、
児玉さんからのメッセージでボクがハっと思ったものをいくつか記します。
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…無責任にどうぶつを捨てたり
保健所に持ち込んだりする人があとをたたないこと、
放し飼いにされた挙げ句、迷い犬となって収容される犬がたくさんいること、
犬は収容されて4日目に、猫はその日の内にも殺処分されていること、
その処分方法は“安楽死”などではなく、
“炭酸ガスによる窒息死”であること、
犬41万4,506、猫30万7,626─。
これは、全国で1年間に殺処分された“いのち”の数です
(1995年度・JAVA調べ)。
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◎本は購入はこちらで。
どうぶつたちへのレクイエム