「2009年秋の里山楽校」に共催団体として参加
・期 日 2009年11月29日
・場 所 松尾湿原
・参加者 73名(一般市民及び主催者側を含む)
主 催 ;宝塚自然保護協会
協 働 ; 宝塚エコネット、ひょうご宝塚ネイチャークラブ、他
宝塚エコネット;小川、川本、山本、西川、濱田、小宮、西村昭、政元、大下、四位、安藤
前日まで心配していた空模様も冷気が身に沁みるものも、集合時間には空晴れり、
絶好のイベント日和となりました(エコネットのイベントには晴れの日が多いとのジンクスは今回も生きていました)
総勢73名でエコネットは11名参加。
足立会長の開会式の挨拶後、里山体験班約30名は松尾湿原に行き、協会の森本さんより、里山、湿原の説明がありました。引き続き小川代表より松尾湿原を前にして私たちの活動内容の説明がありました。
その後、30名は4グループに分け体験学習となり、エコネット11名全員が「年輪調べ」の担当となり活躍しました。
伐採作業前に対象の“ヒノキ”の高さ、太さ、年輪等の予測を行い、伐採後、枝打ちを子供たち主体で行い、皆で実測の結果、高さ12m 根元の年輪140〜150と判明。このヒノキは140年〜150年経過したもので皆さんビックリ。
その後協会の人から木についての色々な説明があり、小学生も熱心に聴いていました。 皆さんノコギリ体験に未練がありましたが残念ながら昼の時間となり打ち切りとなった。
午後はエコネットメンバーだけで、伐採ヒノキのあとかた付けと一部の草刈で終えました。
皆様ご苦労様でした。(記;安藤)
写真右上
松尾湿原を囲み参加者に宝塚エコネットが取り組んでいる保全活動や植生調査についての説明風景
写真右 全長測定前に斜面に切り倒されたヒノキの枝切りに多くの方が挑戦されています。
写真右 切り倒した樹木の子供たちののこぎりによる枝切り作業
急斜面で足場が悪い中非常に頑張っていました。
写真右 子供たちによる年輪調べ
切り倒した檜を10cm程度の厚さに数個に切って数えやすい状態にしました。
今回の樹木の年輪は、非常に緻密で数えるのが大変でした。
根元の直径は55cm、年輪は約150。中間部の年輪は約100。
追記 年輪部を拡大して再度観察したら年輪は205でした。
西暦 1904年 文化1年 将軍 徳川家斉の頃に芽生えたことになります。(12月4日 川本)
写真右 「年輪調べ」終了後の発表会