ピカピカランドへホタルの幼虫を放流しました。
・期 日 2010年3月6日
・場 所 ピカピカランド

・参加者 小川、西川、西村(昭)、豊買、森川(久)、川本
 特別参加 森本氏(宝塚市自然保護協会 事務局長)

 本日は暦の上では啓蟄。水中で生活しているホタルの幼虫は桜の花の咲く頃から成虫になるために土の中に入りその準備をするので、本日飼育槽から水中に放流しました。
 予定では、午前10時に環境学習を行っている逆瀬台小学校の父兄や児童達約30名程が参加することになっていましたが、早朝からのあいにくの雨天のため学校関係者の参加による放流会を中止し、主催者側だけで集合時刻を午後1時に変更し放流を実施しました。。
 本日放流したホタルの幼虫は、昨年初めて採卵・ふ化・幼虫飼育に取り組み大きくなった幼虫を11月にピカピカランドへ2回に分けて放流しましたが、その時点で小ぶりのものを残し、本日まで引き続き装置で飼育していたものです。
 幼虫は当時と比較して見違えるほど大きく成長し、体長30mm程度のものも数匹もいました。又、餌のカワニナの貝の殻口に頭を突っ込み食べている非常に珍しい状態のものを観察することが出来ました(写真参考)。
 本日は合計19匹を飼育箱などから取り出し、ピカピカランドの水の流れに放しました。
 皆様ご苦労様でした。

写真右上 飼育容器からホタルの幼虫を探してスプーンで掬って取り出しています。

写真右 取り出した幼虫をピカピカランドの中へ放流しています。

写真右
ホタルの幼虫が カワニナの殻口に頭を突っ込み食べている写真
飼育槽から幼虫を取り出す時に偶然見つけました。(撮影;森本さん)

今年のホタルシーズンには、どのくらいのホタルがピカピカランド内で飛び回ってくれるかが非常に楽しみです。
 また、このようなホタル飼育に関する私達の活動は、子供たちへの環境学習として非常にふさわしいテーマと思われますので、今後積極的に対応したいものです。