松尾湿原 植生調査/看板作り

・期 日 2010.7.3
・場 所 宝塚市自然の家 松尾湿原
・参加者 小川、山根、小宮、福本、山崎、能勢、森川(久)、川本、東田、安藤、四位、西村(タ)、納田

 本日は朝から大雨(?)で、予定された作業が出来るか危惧されたが、やれる作業をやろうということで、植生調査と看板制作の屋内作業とを実施した。
 植生調査は雨の中、草花を数える者、記録する者、傘をさす者3人1組でササユリ、オニスゲ・カラキン・ノギラン・ノハナショウブ・モウセンゴケの調査を完了した。背の高い草の中に隠れた茎をおこしたり、枝分かれした元の茎を分けたりしながら、本数を確認していく作業は大変なようだったが、湿原に対する愛情がにじみ出ていた。
 看板制作では支柱の表面に残っている表皮を、鎌や鋸の背あるいはカッターナイフで削ぎ落とし、その後ガスバーナーで表面を焼き仕上げを加工を行った。 最後に屋根板の桟をドライバーで取り付ける作業を皆でワイワイと、あたかも小学校の工作の授業を思い出す感じで取り組んだ。(記;納田)
写真右上 傘をさして小さな可愛いモウセンゴケの生育数を調査しています。

写真右 丸太をチェーンソーで輪切りにしています。

写真右 拡張実験中の湿原内へ輪切木材を踏み台として並べた。 これで花を踏みしめることなく接近して観察できます。

写真右 看板取り付け台の表面仕上げ作業中

写真右屋根板を取り付けるタルキの組み立て

 後日屋根板、桧皮等の取り付けを行い、8月21日の「松尾湿原花の観察会」までには完成し観察広場に設置する予定です。