「あまがさきホタルを育てる会」会長が見学に来られました。

・期 日 2010.7.12
・参加者 東田、納田、川本
 「あまがさきホタルを育てる会」 多田会長
・場 所 会員(川本)の自宅

 経緯 
 首題の会の事務局長が、ピカピカランドの設備近くを仕事の関係でたまたま通り掛った時に建屋を見つけ、掲示物に記載している連絡先を見てホタルの飼育をどの様な事をしているのかの問い合わせがありました。
 丁度この時、自宅の飼育設備で今年産み付けられたホタルの卵から数匹のホタル幼虫が初めて孵化したのでそのことを伝えると、早速本日朝見学に来られたのです。

 「あまがさきホタルを育てる会」は、1984年ごろに尼崎市と尼崎琴の浦ライオンズクラブ、地元水利組合が協力して、尼崎市西昆陽を流れる天王寺川近くにピカピカランドの建屋の半分程度の大きさのホタル飼育施設を作っていましたが、震災で幼虫が全滅する事態に見舞われたものを、数年前から世話をされているとのことです。
 昨年は140匹、そして今年は色々世話をしたにもかかわらず少なく50匹ほどのホタルが設備の中をと飛び交った。今後多くのホタルを飛びかわせるようにするにはどの様にすればよいのか思案をされている矢先のことで、いろいろお話を聞くと私たちも参考になることが沢山ありました。

 近くの会員の東田さん、納田さんにも連絡し、自宅まで来て頂き孵化したホタルの幼虫を見学したり一緒に話を聞きました。

写真右上 拡大鏡でホタル幼虫を観察中
 卵からの孵化は明るくなる午前5時頃から8時頃までです。
 拡大鏡で幼虫をはっきり見ることが出来ます。

写真右 傘をさして見学(中央が多田会長)

 今年の親ホタルからの採卵数は去年よりも少なく、今後どの程度幼虫が孵化するかわかりませんが、毎日観察をしなが飼育管理に取り組みます。(今週末までは毎朝孵化した幼虫を見ることが出来ることでしょう。)
 ピカピカランドへの放流会の際には「あまがさきホタルを育てる会」にも連絡し、又私たちもあちらの設備を見学したく思っいっています。
 雨の激しく降る中ご大変苦労様でした。(記;川本)