ピカピカランド カワニナ生育実験

・期 日 2010.8.2
・場 所 ピカピカランド
・参加者 四位、東田、川本

 今年のホタルシーズンに期待した数のホタルを見ることが出来なかった。その原因の一つがカワニナの量が少ないことではないかと推察しています。
 先日、兵庫県立人と自然博物館で開催されたシンポジューム「小さな自然再生のすすめ」に参加する機会があり、ここで採取したカワニナの死骸を持参して専門の研究員に見て頂きました。ご指摘して頂いた意見を参考に今回次のような実験を開始しました。
 写真の様に金網で底のない囲いを作り直接ビオトープに埋め込み、この中にカワニナを入れてどのようになるか様子を見ることにしました。設置場所は砂利の多い個所と泥のある個所に一個づつ置きました。なお、カワニナの餌は野菜などを豊富に与えようとしています。
 また、建屋を覆っている樹木が茂り、水面に差し込む陽差しが少なくなってカワニナの生育に悪影響を与えているとの指摘があり、市役所に伐採のお願いを予定しています。
 写真右上 5mm目の金網で囲いを作りカワニナの様子を観察する装置。餌としてカボチャとスイカを入れています。

写真右 この写真はピカピカランドへ昆虫捕りに来られた近隣の親子と一緒に並び、東田さん差し入れのスイカを食べながらもう一人の子供さんにシャッターを押してもらいました(頭が切れて失礼)。