・期 日 2010.9.11
・場 所 宝塚自然の家 松尾湿原
・参加者 山本、山根、西川、大下、小宮、森川(久)、豊買、四位、福本、川本、能勢
(山崎さんご夫妻;作業開始前のみ)、
 講師;福井先生
 厳しい残暑の中でしたが、湿原までの山道には萩が咲き始めてアカトンボも飛び少し秋の気配です。湿原はイグサ科やカヤツリグサ、イネ、キク科などの植物が、高く伸びていて一年中で一番沢山生い茂って見えました。
 作業開始前のミーティング後 2、3名づつで調査担当を決めヒメシロネ、シロイヌノヒゲ、ミズギボウシ、サワヒヨドリ、ホザキノミミカキグサのそれぞれの昨年の植生マップに重ねて今年の調査結果を書き込みました。これだと見つけやすく、どのように生育範囲が広がったかわかりやすく良かったです。
 午後からは福井先生のご指導によりモニタリング調査をしました。
調査地NO1ではもうすっかり見えなくなったサギソウやカキランの小さな芽も数えられて18種類、調査地NO7では100パーセントが10センチ余りあるふかふかのオオミズゴケでおおわれてその中にリョウブやミヤコイバラ、ヘクソカズラなど15種類を見つけました。オオミズゴケの中に木の芽や湿原の植物でないのが生えてくるのは良い事だそうです。
 サワヒヨドリを担当したグループをはじめ、高温多湿の中ひたすら五百本から千数百本を数えられた皆さんお疲れさまでした!(%ニコ女%)(%ニコ女%)(%ニコ男%)(%ニコ男%)
(記;能勢)
写真右上 案内看板を背に参加者集合写真

写真右 調査開始前のミーティング 暑いので作業小屋の中で行った。

写真右 ミーティングの時どこからか天井へコウモリが飛来し短時間だけ我々の仲間に加わっていました。

写真右 残暑厳しい中皆さん熱心に調査しています。

写真右 福井先生の指導による調査地NO.7におけるモニタリング(女性会員は熱心に調査、男性会員は日陰で休憩?)