中山台冶治会とホタル育成の調査・懇談会

・期 日 平成23年2月8日
・場 所 中山台会館
・参加者 中山台自治会会長、西田副会長、渡辺副会長その他三名
 宝塚エコネット川本、東田
 
 昨年6月1日に、宝塚市中山台自治会の依頼によりホタルの育成に取り組まれている勅使川の上流の現地調査を行い、この度ホタルの育成について再度現地調査やその後の取り組に関して懇談会を持ちました。
 西田さんの案内で参加者全員、勅使川の上流を見学しました。そこには昨年の晩秋の頃に放流されたカワニナの確認や砂が溜まるよう設置された木の水制工を見ることが出来ました(写真参照)。
次に、中山台会館でのミーティングルームに移動し、中山台自治会のホタルの育成について現在までの過程の説明がされました。
 昨年の晩秋の頃、2百匹のホタル幼虫を手に入れ4家庭の水槽で各50匹を育てていることや西田さんの宅でカワニナを育て4家庭にホタルのえさとして配布されていることや水制工の説明がありました。
 川本さんが親ホタルから採卵・孵化させた幼虫をピカピカランドに放流し、カワニナやホタルの成虫を育成していることや羽化したホタル数を毎年観察している説明と水制工も勅使川付近にある石や砂等を利用して幼虫が水中生活できる環境をつくられるよう提案を行いました。
最後に、渡辺副会長宅に行き水槽で育っているホタルの幼虫を見学しました。幼虫は大きくなつていて現在、生存率は約8割位でした。今後は勅使川の放流場所を二月末までに整備してホタルの幼虫を放流し、成育した80匹程は幼虫の上陸状況を調る為に上陸水槽を作成して幼虫の上陸や羽化を見たいとの話がありました。
写真右上;河床に水が淀むように丸太を置いていました。
 数匹カワニナも確認できました。

写真右,中山台会館のミーティングルームで
 西田さん(左)と渡辺さん

写真右;中山台会館ミィーティングルームで

写真右;幼虫ホタルの飼育状態(渡辺副会長の自宅玄関にて)
 昨年購入したゲンジボタルの幼虫を飼育されています。エヤーレーション装置を使用されていました。

中山台自治会のホタル育成が成功してホタルが沢山飛翔するように願って懇談を終えました.(記;東田)(%赤点%)(%赤点%)