ケナシベニヤマシャクヤク自生地の保全活動

・期 日 2011.3.10
・場 所 長尾山系
・参加者 川本、四位、納田
 宝塚市自然保護協会 足立会長、森本、菊田、森田、中所
 宝塚市役所 藤田係長、和田
 (以上敬称略)
 

 本日の活動は宝塚市自然保護協会と協働のケナシベニバナヤマシャクヤクの自生地保全活動でした。当初は2月28日の予定でしたがその日はあいにく雨天のため本日に延期された。
 12時40分に阪急宝塚駅(いつもの所)に集合し、4時半に現地での作業を終了しました。
 まず最初に、十万辻のゴルフ場近辺の林道入り口で、自然保護協会の足立会長からケナシベニバナヤマシャクヤクと作業の説明がありました。・・・
 この花は草姿や花形がヤマシャクヤクに似ているが、ヤマシャクヤクが白花に対して紅花で、雌しべの柱頭が巻くことが特徴である。自生地の植林された檜が高木化しているので、日射量が不足し消滅の危機に瀕しているので、高木を伐採する必要がある。
 説明後、2台の車に分乗し林道をソロソロと15分ほど進み、やっと現地に到着しました。 現地ではシャクヤクの姿には全くお目にかかることが出来ずに、シャクヤクが生えていると言われる場所を覆っている蔓にからみつかれた樹木と悪戦苦闘しながら、やっとそれを伐採しました。
第1現場の作業を終え、やっと解放かと思いきや、第2現場続いて第3現場と案内され、作業には十分堪能させられました。
 写真右上 岩石がごろごろと足場の悪い斜面でとげのある樹木に注意しながらの作業

写真右 巻き付いた蔓植物などの伐採作業

写真右 第三現場でやっと作業を終えて集合写真の撮影

 この花の咲く頃には、自然保護協会から連絡があるので私、たちも必ず見に来ようと誓い合って解散しました。皆様お疲れ様でした。(%笑う男%)(%笑う女%)
(記;納田)

 追記;①ケナシベニヤマシャクヤクは絶滅危惧ランクとなっています。
 ②漢字では”毛無紅山芍薬” 葉の裏に毛が生えてないとか?