・期 日 2011年 7月2日(土曜日)
・場 所 松尾湿原
・参加者 西村、西川、東田、石原、山本、安藤、川本、森川(久)、政元、岡崎、納田、能勢、山根、四位、福本、森田、小川、 17名
講師; 福井先生
昨日までの猛暑も、つゆの雨も一休みというめぐまれた天候のもと、ひさしぶりに多くの会員があつまり、にぎやかに調査、保全活動を行いました。
オニスゲ、カキラン、ノギラン、ノハナショウブ、モウセンゴケ 5種類につき、場所を確認しながら福井先生の説明を受けた後、数人ずつに分かれて、植生マップ作りの調査を行いました。カキラン、モウセンゴケは昨年より数の増加が確認できました。モウセンゴケの花が午後は閉じてしまうことも初めて知りました。
午後は、8月20日の花の観察会に行う樹木の名札付けの準備を兼ね、湿原周辺にある12種類ほどの樹木の葉をもとに、それぞれの樹木の特徴につき福井先生から説明を受けました。観察会まで覚えていれるかな?
保全活動では、福井先生の助言に従い、湿原の山側(上半分)を覆うように茂り始めたオタルスゲを草刈り機を使って刈りました。オタルスゲは湿原植物ですが、高い背丈で湿原を覆ってしまうため、これが増えすぎると他の貴重な湿原植物が生えなくなってしまうため、秋までまたずに早く刈ってしまうのがよいということでした。
写真右上 本日の調査対象とする花の説明を聞いています。
写真右;湿原上部の草刈り作業
写真右;8月20日(土)予定の「花の観察会」時に行う樹木の説明
講師から10数種の枝つきの葉を見ながらそれぞれの名前と特徴の説明を聞いています。
写真右;名札付けの準備 前回製作した板に穴加工をしています。
写真右;本日の参加者全員の集合写真
午後は日差しが出てきて暑い中の作業になりましたーー皆様 お疲れ様でした。(%ニコ男%)(%ニコ女%)(%くもり%)(記;小川)
そのほか、湿原の入り口の反対側に紫色の花が群生していました。この花は——ウツボ草——とのことです。