・期 日 2012.2.11
・場 所 ピカピカランド
・参加者(有志) 西川、豊買、四位、安藤、岡崎、川本
宝塚エコネットがピカピカランドの管理に着手したのは2002年6月。本格的の活動は2007年頃からです。その後、現在に至るまで有志が毎週1〜2回ランド内の水流、カワニナの餌補給等の管理を行っています。又、ホタルシーズンには多くの会員がホタル数の調査や、小学校を対象にしたホタルの幼虫放流会の開催に取り組んでいます。
この間で一番気になっている事は、ホタルの幼虫の餌となるカワニナの変死です。
死骸に写真に示すように殻が破損したものが見られるのです。
写真右上 上段の10匹(頭)が殻が噛みちぎられている異常なもの 下段の2匹(頭)が普通の死骸
死骸を持って三田の「人と自然の博物物館」に原因調査にも行きました(2010.7.31)が、その場では分からないとのことでした。
ピカピカランドには沢山のサワガニが生息しており、彼らの仕業ではないかと思っていました。ある時には体長10cm以上のモズクガニも見つかり(2010.6.16ブログヘ掲載)そしてその後サワガニの捕獲に取り組み最近では彼らの姿を見ることが少なくなり、そのためか最近カワニナの殻が破損している死骸が少ないように感じていました。
ところが今年になってカワニナの餌として水中に入れていたニンジンが地上へ移動しているのや、水面から露出しているカボチャの表面がかじられているが見つかりました。これらの状況から私達は、もしやネズミの仕業ではないかと考えました。
調査のために地上にさつま芋の切れ端や、たまたま逆瀬川の清掃時に拾った丸い白い餅などを置いて観察することにしました。しばらくするとそれらが無くなっていることが確認されました。
又、周辺の草むらを見ると繁茂しているセキショウの株の間に大量の殻が噛み砕かれているカワニナの死骸と細かく噛まれたニンジンが見つかりました。
今まで予想もしなかった出来事を確認したのです。
犯人はドブネズミではないかと・・・・捕獲作戦を開始しました。。
写真右 さつま芋2切れと逆瀬川で拾った餅を置いていたらしばらく経過するとさつま芋ひと切れだけがが無くなっていた。
その後翌日にはすべてなくなっていました。
写真右 ランド内の水辺に繁茂しているセキショウ(石菖)の株間に大量の殻を噛み砕かれたカワニナの死骸とニンジンの切れ端を発見 死骸は500匹以上。
カワニナが大量に被害になっていれば、カワニナの殻の中に頭を入れて食べているホタルの幼虫も被害にあっているはずです。
写真右 自転車の前かごを利用した自家製の捕獲装置(2012.2.11)
写真右 ピカピカランドの中の写真 カワニナの餌場に1,2,3,4,5,6と番号を付けています。 仕掛けは踏み石の奥に見えます。
・ネズミ(?)達に警戒されて何も反応ないか・・・・・・・!
・餌だけ食い逃げされて仕掛け装置が作動しないか・・・・・・!
果たしてこれからどうなるか・・・・????(%ショック男%)(%笑う男%)(記;川本)