・期 日 2013.8.3
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、川本、山根、西川、豊買、安藤、伊藤、国田、日後、赤松、岡崎

 二十四節季の大暑も終盤近く、8月7日は立秋と言うのに、天気予報ではこれからが夏本番とか、それでも今日の明け方は少し涼しく感じましたが、宝塚駅に到着した頃にはもう空気が暑く感じました。
 本日はバス利用者が10名と少なかったのでゆったりと座れ、すみれが丘経由宝塚自然の家に予定通り到着し、自家用車で来られた伊藤さんと合流、総勢11名で本日の作業を行いました。
 本日の作業は、ムラサキミミカキグサ、コケオトギリの植生調査と草刈です。
 作業開始前に草むらから出迎えしてくれたのはシマヘビでした。
写真右上 シマヘビ(体長1.5mぐらいか?)
 湿原内には沢山の蛙がおり、これらを食べに来ているようです。

写真右 植生調査方法の説明をしている代表 
 ミーティングの後、植生調査に掛かりました。今回初めて植生調査をする新会員の方には、小川代表が親切に指導しました。

写真右 植生調査風景
 コケオトギリは拡張域の前面まで、また湿原の最上部まで全体に広がりかなり増えている様に感じました。
 ムラサキミミカキグサはまだ蕾の状態で花は咲いておらず、ホザキノミミカキグサとの区別が付かず調査は次回にも行なう事にしました。
 またムラサキミミカキグサ、ホザキノミミカキグサの葉の形状がポケット図鑑では、ヘラ型となっているが実際のものは、針状なのではとの指摘もあり調べる事にしました。

写真右 湿原周辺の芝刈り機による刈り取り作業
 植生調査の後、湿原に向かって右側の主にササが茂っている個所と上部の高茎草本であるススキやオタルスゲ等の草刈を草刈機と鎌を使って行いました。
 昼食後は、湿原に向かって左側を中心に草刈機で刈取り、上部は鎌で手狩りをしました。
 少しトラ刈り部分も有りますが、周辺部分はかなりスッキリしました。晴れたり曇ったりの天気(カンカン照りでなくて良かった)の中、みんな汗だくになりながら刈り取りと刈り取った草の後始末を行い、最後に集合写真を撮り今日の作業を終えました。

写真右 本日の参加者集合写真

 予定通り午後3時、無事に宝塚駅に戻りました。
 みなさん暑い中ご苦労様でした。(%晴れ%)(%ニコ男%)(%ニコ女%)。(記:岡崎)