「丸山湿原群天然記念物指定記念セミナー」で松尾湿原の活動を発表

・期 日 2014年8月23日(土)
・場 所 西谷ふれあい夢プラザ
・主 催 兵庫県阪神北県民局、宝塚市、北摂里山博物館運営協議会
・参加者 岡澤、西村(昭)、伊藤(格)、川本
 (福井先生、足立先生、和田課長、藤田係長、その他多数の私たちが日頃お世話になっている方も参加されていました) 
 当日の参加者 約170名

 丸山湿原群が2014年4月に宝塚市教育委員会から天然記念物の指定を受け、丸山湿原の魅力等を深めるためのセミナーがあり、宝塚市長の挨拶の後、神戸大学の武田先生や福井先生等の講演が行われました。
 この講演のプログラムの中の服部先生が担当される”北摂地域などの湿原の魅力・保全”のテーマで、宝塚エコネットは松尾湿原の活動内容を発表しました。
 なお、他に甲山湿原(西宮市)、皿池湿原(三田市)、地黄湿原(能勢町)、網引湿原(加西市)の各湿原の関係者からの発表もありました。
 講演会終了後は午後からは約70名が丸山湿原の現地見学に行きました。

写真右上 岡澤さんによる松尾湿原活動の発表(パソコン操作は川本)
 本日の講演者の中で女性が担当したのは宝塚エコネットだけで、全員の参加者はひときわ熱心に発表を聞いておられました。
 わかりやすく聞き取りやすい口調のナレーションは大好評でした。

午後から混雑を避けるために参加人数を限定し、マイクロバスで少人数づつ分散し丸山湿原へ向かいました。
右写真 新しく作られた駐車場 
 この場所から徒歩で山道を15分程度歩くと丸山湿原(第3湿原)です。

写真右 新しく設置されていた案内看板
 丸山湿原の”なりたち”が示されていました。

写真右 第一湿原の改造されている観察展望ステージ
 このステージに上がると湿原の全体が見渡すことはできます。
 本日はサギソウなどの咲いている姿は観察できましたが、ハッチョウトンボは誰も見つけることできませんでした。
 また、立ち入り禁止の柵の外からでは湿原に咲く可憐な小さな花、ましてモウセンゴケやミミカキグサ等は見ることはできません。

写真右 第3湿原側の道路の上には新しく丸太の道が作られていました。

 参加者の皆様゛苦労様でした。(記;川本)