昆陽池のホタル飼育設備の見学

・期 日 2014年9月5日
・場 所 伊丹 昆陽池
・参加者 山本、豊買、川本、安藤、岡澤、戒田、伊藤(格)
 伊丹市役所 環境政策室 みどり公園課 高津副主幹 他1名 

 伊丹市立昆虫館でもホタルの飼育をされていることを、エコネット会員が知り今までに2回ほど寄せていただきましたが、今回で3回目となります。 
 ここではホタルを飼育室で卵から育て少し大きくしたのち、11月頃に市民に呼び掛け、各家庭で飼育を続けてもらった後3月頃昆虫館の傍の人工川に放流するそうです。
 今回は、育った幼虫や餌のカワニナを与える様子を見せていただきました。25cmぐらいのアクリル水槽が20個ほど並べてあり、それぞれ1000匹ずつ程の幼虫を入れ、餌やりと水替えをしておられるところでした。一定の温度になるよう空調が効いた部屋でかわいい幼虫をお世話されていました。
 エコネットの会員宅では暑さ対策や害虫対策を工夫しながらお一人で世話をされていますが、今後、複数の会員で幼虫の世話ができると個人への負担が軽減されるのではないか、また、興味のある市民に呼び掛けて世話をしてもらうのも一案ではないかなと、いろいろ考えさせられました。
写真右上 飼育状況を熱心に観察しています

写真右 飼育容器から取り出したホタルの幼虫
 体調の小さいもは7mm程度大きいものは15mm程度です。係り員は一匹づつスポイト゜で吸い込ませながらカウントされています。

写真右 オニバスを見学している会員
いろいろ、お話をきかせてもらったあと、新聞でも紹介された「オニバス」を鑑賞させていただいたり、放流する川の様子もていねいに案内してくださいました

写真右 オニバス

写真右 参加者集合写真
 左から2番目の方はホタルの飼育を担当されている女性です。
 
 本日はありがとうございました。
 緑多い昆陽池公園を歩いていますと、こころ安らぎました。「行基」さんが作ったとされる大きな池が、現代にまで潤いを与えてくれているのですね。(記;伊藤)