松尾湿原 秋の花観察会と芋ほり体験 ECO講座受講生と湿原の花調査体験

・日 時 2014年10月11日(土)
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、山本、川本、森川(久)、西川、豊買、政元、安藤、西村(昭)、伊藤(格)、 山根、能勢、濱田、戒田、石原、日後、赤松、若生、東田
 ・ 一般募集で来られた方 23人
 ・ 宝塚市ECO講座受講生の13人と宝塚市役所4名
 ・講 師 福井先生
参加者合計 60名 

 集合場所の阪急宝塚駅からマイクロバス(一般募集の方)と会員の乗用車4台に分れ
て宝塚市立自然の家に向かいました。
 ECO講座受講生13名と市役所4名は別の交通手段で来られていました。

 初めに小川代表、市の藤田係長、福井先生の挨拶と本日の予定の説明がありました。
 全員で木々の葉が黄ばみはじめた道を松尾湿原に向かいまず、全員でラジオ体操を行いjました。
写真右上 参加者全員のラジオ体操

小川代表より松尾湿原の沿革と再生成果として絶滅危惧種の確認とハッチョウトンボを36年ぶりに復活させましたと説明がありました。
 次に福井先生より松尾湿原は斜面の脇より栄養分の少ない湧き水が流れている湧水湿原で絶滅危惧種の植物が多くあり、多様な植生が身近でみられる貴重な湿原で、寒いところに分布するヌマガヤや温かいところに分布するサギソウが混在する湿原であると説明がありました。
 先生が湿原の中に入り、コイヌノハナヒゲ、シロイヌノヒゲ、アブラガヤを手にとり説明がありました。
 湿原の周りではキセルアザミ、オオミズゴケ、モウセンゴケ、サワヒヨドリ、ヌマガヤ、ホザキノミミカキグサ、ミズキボウシ等の湿原植物と秋は地味な花が多いと説明がありました。また、ヤマラツキョウを採り近くにいた参加者に花と茎の匂いを嗅いで貰いました。
写真右 福井先生による湿原の説明

写真右 参加者全員の集合写真
 午後からはECO講座受講生と芋ほり体験グループは別コースとなるので全員が観察橋に並びました。

 昼からは一般募集の方々は芋ほりをして頂きました。今年は多くの収穫がありました。

写真右 宝塚エコネットが行っている植生調査をECO講座受講生へ説明
説明の後、ヌマガヤ(湿原植物)やセンブリ、リンドウ、ヤマラッキョウの4種類の花が湿原のどの場所に咲いているか植物マップ図に調査して記入して頂きました。

写真右 ECO講座受講生によ調査体験
 
台風19号が近づいていますが、本日は薄日のさす快適な秋日和となり観察会や芋ほり体験を無事に終わることが出来ました。
 本日参加された皆様ご苦労様でした。 (記;東田)