・期 日 2014年12月13日
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、山根、山本、川本、森川(久)、政元、西川、安藤、伊藤(格)、若生、三科

 天気晴朗なれど、風極めて冷たし! 山の風の冷たさはひときわ厳しい。
今日は、松尾湿原の枯草の除去作業だ。
仕事始めのラジオ体操で空を見上げると、澄んだ空を白い雲が走っていた。
草刈り機のエンジンが唸りを立て始めると、草の匂い、土の匂いが漂い始めた。
刈り取られた70〜80㎝ほどの枯草を、11名の会員が一斉にかき集め袋に詰め込み、運びだし始めた。
 そして、しばらくすると700㎡程の湿地帯付近の斜面がまるで若草山の様にきれいになった。一人では決してできないことだが、人手があると違うものだ。
 ところで、湿原の花は、枯れ草などでできる腐葉土があると育たない宿命にあると聞かされ、除草の意味合いを深く痛感した。来春、リンドウや、サギ草などの湿原の花達が再び芽吹く事を願うばかりだ。
 今晩は、松尾湿原がある宝塚自然の家の天文台で、星空の観察会があるとのこと、天空を走る天の川や流れ星に歓声が上がるだろうことを思いつつ湿原をあとにした。(記;三科)

写真右上
 自然の家の職員に芝刈り機で枯草を刈り取ってもらっています

写真右 刈り取られた草を集めています

写真右 自然の家の職員による芝刈り機による作業

写真右 本日の作業終了 
 きれいに刈り取られた湿原をを背景に観察橋の上でパチリ