松尾湿原 秋の花の観察 いも掘り体験

・期 日 2015年10月17日(土)
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、川本、山本、森川(久)、西川、西村(昭)、政元、安藤、伊藤、三科、戒田、濱田、岡澤、国田、小宮、東田
一般参加者 17名 (コミュニティ紙”てくてく”を見て参加)
 講師 福井先生
 合計参加者 34名

 参加者は快適な秋空の中、阪急宝塚駅等よりマイクロバスと自家用車2台に分かれて松尾湿原へと向かい、,秋の花の観察会が開かれました。 
 初めに代表より本日の活動の説明があった後、現地で福井先生によって、この湿原は水がにじみ出てくる貴重な生態系を持つ湧水湿原で絶滅危惧種なども多く、まじかで湿原植物がみられる湿原であると説明がありました。
写真右上 ”秋の花の観察会”のノボリの側で福井講師の説明

写真右 センブリの花

 秋の湿原の花観察では拡張域の湿原の前で食虫植物のムラサキミミカキグサとシロイヌノヒゲ(小さい星のような花が咲く)、イトイヌノヒゲ(少し時期が過ぎた)の花茎が細く、葉より長く、捻じれてやや蛇行している茎を手に取って説明がありました。
 リンドウ、センブリ、ヤマラッキョウ、サワヒヨドリ、キセルアザミも見られて、特に完全に開いた薄紅色のキセルアザミ花弁は種を飛ばすために上を向くとのこと。ヌマガヤ(灰紫色を帯び小花が3〜5個)は寒い地区の湿地に咲く花だと手に取って説明があつた。
 見学者より湿地帯の水の一部に油が浮いたように見えますが質問に先生がこれは水が滲め出てくる過程で土の中にある鉄分が酸化して表面に出てくるが湿原植物に影響ないとことだった。

写真右 ウメバチソウの花
 会員はウメバチソウ、センブリ、ヤマラッキョウ、リンドウ、ツルリンドウ、ヌマガヤ等の花の調査を行い植生マップに書き込みました。。

写真右 湿原上部の草刈り作業
 午後は芋ほり体験に挑戦組と11月に計画のこぎり体験と草刈り体験用の広場づくりの草刈り組(会員男性6名と女性1名)に分かれて作業を行いました。

 刈り取られた草を集めて運び出し作業をしている時に緑色の大きなカエル(座った状態での体長60mm)を見つけました。アマガエルにしては大きすぎる・・・?・。
 講師の福井先生に聞き、モリアオガエルと知りました。近くの池の上で白い泡状の卵は見たことがあるが実際カエルを見たのは初めてのことです。我々にとっては新発見なので写真を撮りました。

写真右 観察橋に並んで集合写真

 参加者の多くは芋ほり体験で掘った”さつまいも”と 西谷名産の”エダマメ”を土産として帰路につかれました。皆様お疲れ様でした。(記;東田)
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