・期 日 2016年3月19日(土) 天候 霧雨から曇りへ
・場 所 松尾湿原
・参加者 :小川、川本、豊買、西川、西村(昭)、岡崎、伊藤、泉、勝間、山本、能勢、戒田 山根、森川(久)、小宮、若生、安藤、(計17名)
 宝塚市役所 社会教育課 佐久間係長

 自然の家は来る4月より2年間の閉鎖となるが、この間、宝塚エコネットは従来と同様に 松尾湿原の保全活動は行なえること分かり大変喜ばしい限りです。
 自然の家のマイクロバスによる送迎、事務所二階の食堂での美味しいうどん等の昼食も今回が最後となるので幹事からの呼び掛けに応じて会員17名の多数が参加しました。
 週前の天気予報では雨だったがエコネット活動日は雨無しのジンクス通り曇り空の下いつも通り定刻に宝塚駅を出発。だが、十万辻トンネルを過ぎた頃から霧雨模様となった。
 自然の家到着後小川会長挨拶、川本さんの本日の作業予定を話された後、社会教育課の佐久間係長の紹介があった。
 写真右上 阪急宝塚駅東側にて長い間お世話になった自然の家のマイクロバスと一緒に撮影 

写真右 カスミサンショウウオの卵のう
 その後、霧雨の為作業は見合わせ湿原を観察。
 この時期なので湿原全体は茶色に彩られていたが、ショウジョウバカマの小さなピンクの可憐な花を見つけ、注意して観察すると湿原のあちらこちらでこの花の観察ができた。
又、キセルアザミの小さい若葉、モウセンゴケの若芽が観察でき、春の息吹きを感じた。
 会員が湿原で“シュンラン”(春蘭)を見つけた。蕾はまだだが花期は3月から4月に掛けてなので次回の観察時に期待したい。因みに開花すると水仙の花のような黄色い花です(検索結果)
 湿原への道中でカスミサンショウを探し卵が5ヶ所で見つかった(昨年は4ヶ所)其の内で卵中に小さい帯状の黒いものが沢山いたので間もなく卵からかえりそうです。

写真右 観察広場で社会教育課の佐久間係長の説明を聞いています。
松尾湿原観察広場で佐久間係長から今後の具体的な説明があり、多少の質疑があったがこれまで通りの活動が維持されることが分かり会員一同安堵と同時に市当局のご理解・協力に感謝。
なお、宝塚エコネットの活動は、佐久間係長を窓口にして行われるとの事です。

写真右 伐採されたヒノキの取り出し処理作業
昼食時会員の一人が手書きでスケッチした逆瀬川両岸の俯瞰図(ピカピカランドから逆瀬川駅迄)をお披露目し、見事な出来映えに皆で喝采。この俯瞰図は会へ提供するとの事で今後の展示会に利用さして貰う事とする。
 昼食後、天候回復したので本日の所期の目的である伐採されていた大きいヒノキを山から観察広場近くまで下ろし、湿原の日照を確保した。
作業終了後、自然の家からの勧めもあり羽化し始めた‘ギフチョウ’を観察した。が、このギフチョウも今後どうなりますやら・・・・・?

写真右 本日の参加者
 最後に長年自然の家の管理をされてきた石井さんと事務所の皆様に挨拶し、長年お世話になったお礼と今後の石井さん達のご活躍を祈ってお別れし、自然の家のマイクロバスのラストランで宝塚駅に向かった。 
会員の皆様お疲れ様でした(記安藤)(%くもり%)(%ニコ男%)(%ニコ女%)